Abches series
呼吸センサ Abches ET
それは体幹部における放射線診断・治療の高精度化を実現する必携手法
高精度放射線治療が急速に普及する現代において、患者呼吸の安定化と再現性の確保は重要な課題となります。
「Abches」は、患者自身による“呼吸のセルフコントロール”という 独創的かつユニークな手法を医療現場に取り入れ、 実用化した呼吸モニタリング装置です。
- ワイヤレス: BlueToothとバッテリーを内臓
- Gating技術: 呼吸同期照射と4D-CT処理に対応
主な特長
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1
- 呼吸センサ本体の小型軽量化を実現 小型軽量化により、呼吸センサ本体の治療台天板への装着位置の自由度が大幅に改善。治療装置のガントリとの干渉が軽減されました。
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2
- 見やすい小型液晶パネルを採用 呼吸レベルは、見やすい小型液晶パネルに表示します。液晶パネルを患者さんが直接確認できる位置に取り付けることで、患者さんはミラーを用いることなく自身の呼吸を容易に確認できます。
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3
- 完全ワイヤレス化を実現 呼吸センサ部で検出した呼吸波形信号は、内蔵バッテリ電源と無線通信方式で制御部に送信され、操作用PCに送られます。センサ本体の完全ワイヤレス化を実現しています。
製品動画
呼気息止め法
ダウンロード吸気息止め法
ダウンロードAbches ETデジタルネットワーク構成図
- アブチェス操作端末PCは、クライアントサーバーで構成。患者基本情報の登録、呼吸データの記録、管理が行えます。
- HIS/RISとの連携で患者基本情報の取得と結果情報の出力が行えます。
- 4D-CT用呼吸データをCTに出力できます。
呼吸同期照射と4D-CT
操作用PCで4D-CT用呼吸データを作成
独自の位相計算アルゴリズムにより呼吸位相を算出。4D-CT用呼吸データを作成し、CT装置に出力します。CT装置で取得したCT画像との対応付けで患部の移動方向と移動量が確認できます。
呼吸同期照射マージンの定量設定
患部の動きを把握することで、呼吸同期照射マージンの定量設定が可能となります。
患者用モニター
患者さんが見やすい位置に設置可能
液晶パネルの患者用モニターに、呼吸指示マーカと呼吸レベルを表示します。パネルはアブチェス本体部から取り外し、患者さんが直視しやすい位置に設置できます。
ベースラインシフトを容易に補正可能
パネルに設けたボタン操作で、患者呼吸のベースラインシフトを容易に補正できます。